【最後が最高】観終わってスカッとする爽快邦画5選|衝撃の逆転&どんでん返し

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検察側の罪人

検察側の罪人
検察側の罪人(2018)

監督:原田眞人

主要キャスト:木村拓哉、二宮和也、吉高由里子、松重豊

見どころ
重厚なサスペンスでありながら、終盤に訪れる逆転劇が強烈な余韻を残す一本。東京地検のエリート検事・最上毅(木村拓哉)と、若手検事・沖野啓一郎(二宮和也)の対立を軸に展開します。最上は過去の未解決事件に個人的な因縁を抱え、その真犯人を法の外で裁こうと画策。沖野は正義を信じ、上司である最上を止めようとします。
この作品の醍醐味は、観客の正義感を揺さぶる構造です。「法律を守るべきか、人としての正義を優先すべきか」という問いが、二人の攻防の中で浮き彫りになります。そして終盤、立場が逆転し、正義の形が一変する展開が待っています。

あらすじ
東京地検の最上は、ある殺人事件の容疑者を見て過去の未解決事件を思い出す。それは、自らが学生時代に関わった少女殺害事件で、犯人と目されながらも証拠不十分で逃れた男でした。最上は今回の事件をきっかけに、その男を追い詰めることを決意。
一方、沖野は事件の真相を追う中で、最上が法を捻じ曲げてでも犯人を裁こうとしていることを知ります。二人は信念を賭けた対立に突入。クライマックスでは、最上の計画が明らかになり、沖野の立場や信条も揺らぐ決断が下されます。

レビュー
本作の逆転は、単に「犯人が別にいた」という類のものではありません。正義と悪、加害者と被害者、法と感情——その立場や価値観が、観客の中でひっくり返されるのです。特にラストシーンは、法の秩序を守ることと、人としての感情的な正義との間で揺れ動く複雑な余韻を残します。
木村拓哉の冷徹さと二宮和也の熱情がぶつかる演技合戦も圧巻で、どちらが正しいかを簡単に決められない構造が見事。観終わった後、スカッとすると同時に深く考えさせられるタイプの爽快感が味わえます。

配信中サブスク:U-NEXT、Amazonプライムビデオ、Netflix ほか

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