明治以前から昭和まで、日本の歴史を彩った実在の人物たち。その生き様は、教科書の記述だけでは語り尽くせない人間味とドラマに満ちています。今回は、事実をもとに描かれた邦画の中から、実在の人物の生涯を鮮やかに映し出した5本を厳選しました。農政家・二宮金次郎、終戦を決断した昭和天皇と政府首脳、幕末の志士・坂本龍馬、茶の湯の大家・千利休、そして宮廷料理人・秋山徳蔵。時代や立場は違えど、彼らの信念と情熱には現代にも通じる普遍的な価値があります。それぞれの作品が描くのは、成功の陰に隠された葛藤や孤独、そして時代と真摯に向き合う姿。歴史を学びながら、深い感動を味わえるラインナップです。
二宮金次郎(2019)
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